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のほほん旅日記
植田行政書士事務所

北海道行政書士会 登録番号4443


   
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会社設立専門の行政書士です

   世界を旅した
   行政書士 植田です

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  私は20代の終わりごろ、それまで勤めていた自衛隊を辞め、その隊門の前からバイクで旅に出ました。
  結果としてはそれから1年半にわたる日本一周の旅になり、さらにそれから断続的ながらも足掛け3年の
  海外放浪の旅へと続きます。その旅のつれづれを書きつづってみようと思います。

  題して『のほほん旅日記』 さていかがあいなりますことやら、うまくいきましたら拍手ご喝采!

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 行政書士かわらばん Top  のほほん旅日記(35)

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 港町にて
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 ポルトガルの首都リスボンは港町である。
 港に面して町並みが広がり、背後は崖になっている。

 その崖の上にも町があって、上と下を結ぶのはゴトゴトと急斜面を登るケーブル
 カーである。

 スイスの登山鉄道はまっすぐ座れるように車内が階段状になっているが、リスボ
 ンでもそれは同じだった。

 スイスでは駅の売店で記念品として傾斜に合わせて底が斜めになったワイングラ
 スを売っていたが、リスボンではそういう物はない。

 これは市民の足であって別に観光のための施設ではないからだろう。
 ただ旅人にしてみると市街電車が急坂を登るケーブルカーだなんてなかなかおも
 しろい。

 線路の脇には歩道もついているが、これはやめたほうがいい。とんでもない急坂
 で靴が滑るといえば、どれほどのものかおわかりいただけよう。

 この急斜面に沿って住宅やバル(居酒屋)がある。
 見ていると乗客は勝手なところで乗る。ひょいと降りる。
 歩くくらいの速度で登っていくから、乗り降りに造作はない。

 途中で降りたら損じゃないか、と思って聞いてみたら、どこで乗り降りしても
 料金は同じなのであった。



 ここで特記しておかねばならないが、崖の上へ登るにはもう一つ方法がある。
 さて何だとお思いだろう?

 下の街を突き当りまで歩いていくと崖にぶつかる。
 この崖に寄り添うようにその交通機関は立っている。

 立っている? 四角い大きな筒が崖の上まで伸びていてその中を箱が上下する。
 そう、まごうかたなきエレベーターである。
 街の真ん中、戸外にエレベーターがあるのだ。

 しかもこれは市営である。
 市営バスだの地下鉄だのはよく聞くが、市営エレベーターだって?
 これには笑ってしまった。

 どういうわけか、こんな珍妙なものがガイドブックには載っていなかった。

 もっとも僕は人とは違った変なものをおもしろがるところがあるから、あなたが
 リスボンへ行ってこれを見てどう思うかは知らないけど。





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