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のほほん旅日記
植田行政書士事務所

北海道行政書士会 登録番号4443


   
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フロンティア625-202号室

電話/FAX:011-612-8952

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会社設立専門の行政書士です

   世界を旅した
   行政書士 植田です

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  私は20代の終わりごろ、それまで勤めていた自衛隊を辞め、その隊門の前からバイクで旅に出ました。
  結果としてはそれから1年半にわたる日本一周の旅になり、さらにそれから断続的ながらも足掛け3年の
  海外放浪の旅へと続きます。その旅のつれづれを書きつづってみようと思います。

  題して『のほほん旅日記』 さていかがあいなりますことやら、うまくいきましたら拍手ご喝采!

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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 懐かしい言葉
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 今から20年くらい前には民宿と放浪旅がブームだった。そのころの言葉を
 いくつか…


 社会復帰
 長い放浪生活で自律・規則・早起きなど実社会での暮らし方を忘れてしまった
 人間が金が尽きたなど何らかの都合で世間に戻って働き始めることを指す。

 オオカミに育てられた子供が人間社会に戻る、ほどひどくはないにせよ、勝手
 な時間に起きて、メシは食ったり食わなかったり、歯も磨かず洗濯もせず、気
 に入ればいつまでも同じ場所に居座り…

 気に入った場所に居座るというのは旅人の特性の一つのようだ。久種湖の
 キャンプ場にいた礼文原人もそうだし、中標津町の開陽台(日本で唯一地平線
 が見られる場所)には冬でも野宿しているのがいたものだ。

 移動するだけが旅ではないということは、しかし実際に旅に出てみないと
 わからない。

 僕の好きな言葉に「人は人を旅する」というのがあって、今でもこの言葉を
 つぶやくとあの頃がよみがえり、心に温かくにじみ出るものがある。

 ええと、話を戻す。
 そんな連中が旅を切り上げて会社勤めを始めようというのだから、そう簡単な
 話でないのはおわかりだろう。

 そもそも旅に出るのに「会社辞めてきた。」などと平気で言うような連中で
 ある。休暇をとって、とは考えない。ビョーキなんである。

 そうして社会復帰したとしても、しばらくすると仕事中にうつろな目つきで
 遠くを見るようになり、ふとハブラシだけ持って飛び出してしまう。

 正社員として勤めていたのを辞めるのにも使ったかどうかは知らないが、突然
 アルバイトを辞めてしまうのを
ぶっちぎりといった。

 愛知県あたりの自動車製造の季節工として採用されると、仕事はきついけど
 衣食住は全部タダだし給料はいいし、半年働くと失業保険がつく。

 だからそのへんで辞めて後の半年は旅に出る、というのを毎年繰り返している
 人がいた。これを見て、
 「だいじょうぶかね、あの人。社会復帰できるのかなぁ。」という風に使う。


 カニ族
 当時の移動手段はもっぱら汽車である。今のバックパックは縦長で機能的に
 できているが、あの頃のリュックはキスリングとも呼ばれた登山用の横長の
 もので、色は黄土色しかなかった。

 これを背負ったのを後ろから見るとリュックがカニの甲羅に見えるからとも
 いうし、駅の改札口を出入りする時にまっすぐ通れないので横歩きするから
 だともいう。

 帯広駅前には時期になると
カニの家という無料宿泊所ができ、ここで何をする
 でもなくひと夏を過ごした、などという豪の者がいたりしたものだ。

 時代はだいぶ後になるが、これの亜種として
ミツバチ族というのもいた。
 バイクで群れをなしてブ〜ンと飛んでいくからである。


 急行「白鳥」
 こういう連中が北海道へやって来るのに利用したのがこの夜行列車である。
 寝台列車ではない。普通座席に座ったまま一晩揺られて来るのだ。
 あの頃の旅人はたくましかったね。


 周遊券
 周遊券とは、もうなくなってしまったが、ある一定の地域までの往復乗車券と
 その地域内の国鉄なら乗り放題という切符である。

 出発地が東京だとして、自分のはもうすぐ期限が切れるが、その時まだ期限に
 余裕がありながら予定があって東京に帰るまっとうな社会人がいたら、頼んで
 交換してもらう。これを
周遊券を伸ばす(つなぐ)という。

 むろん違法だが、東京まで帰れることに違いはないから、皆さほどに罪悪感は
 持たずにやっていた。

 列車内の検札でも細かいところまでは見ないから、女の名前が書かれた切符を
 男が平気で差し出していた。これがバレたというのは聞いたことがない。


 どこから来たの?どこ行くの?いいとこあった?
 挨拶用語でもあり、情報交換の用語でもある。初対面の人にはこれを言っとき
 ゃ間違いないのである。

 オコタンペ湖の夕日はよかったよ〜

 ○○っていう喫茶店はバイクで行くと割引してくれるぜ。マスターが好きだか
 らね。

 △△の宿はやめとけ。ひでぇモン食わせやがる。

 □□の露天風呂、仕切りの板塀に節穴があってよ…


幻の旅雑誌「たびの素」 









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